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あるき まわる・ひと やすむ(八王子 船森公園トイレ設計コンペ入賞)

2025年 八王子市 船森公園トイレ設計コンペ受賞作品

八王子市の駅前中心市街地に位置する「船森公園」の老朽化したトイレを建て替える計画。

公共トイレとして利便性・安全性を高めることはもちろん、中心市街地の徒歩による回遊性を高め「ウォーカブル・シティ」としての活性化に寄与すること、市民に長く親しまれるアイコンとしてこれからの時代の八王子の風景をつくりだし、次世代にバトンを引き継ぐ役割も期待される。

道からも公園からも立ち寄りやすい、ユーモラスでウェルカムな表情。「あるき まわる」まち・八王子のアイコンとして、回遊する歩行者の滞留拠点になる。
既存のトイレ。まちに背を向け、暗くて近寄りにくい。プレハブのバリアフリートイレは壊れていて使えない。
「あるき まわる」まちに、「ひと やすむ」場を

八王子は、甲州街道の中でも重要な宿場町として、徒歩移動が主流の時代に「あるく」人々をもてなした元祖ウォーカブル・シティ。今もコンパクトで明快な構造を保つ中心市街地は、歩行者中心のまちづくりに最適です。
そして今では、都心から適度に離れ自立した、東京の中の地方都市。単なるベッドタウンではなく、昼も夜も多様な年齢・属性の人があふれることも、八王子ならではの魅力です。
老若男女が昼夜を問わず快適に「あるき まわる」まちづくりに不可欠な、「ひと やすみ」の拠点を提供します。

 

 

新たな東西の歩行者軸

宿場町の賑わいを受け継ぐ西側市街地と、公益施設が多く立地する東側。船森公園前の通りは、東西をつなぐ新たな歩行者軸となります。その東側のゲートとして、公園とまちの両方に顔を向け、誰もを迎え入れる、安心・安全な滞留拠点をつくります。

どの方向からも見通せる安心感。柔和な曲面が明るく親しみやすい印象を与える。
曲線のデザインで統一された外構は既存の公園と自然につながり一体的なオープンスペースに。イベント時にも植栽が適度なプライバシーを保ちつつ人の流れを導く。
照明器具のように、夜のまちを優しく見守る。非常電源で災害時も人々のよりどころに。
優しいオフホワイト曲面がひろがる、柔和で明るい印象の内装。公衆トイレにありがちな狭苦しさを感じさせない。
女性トイレのおむつ交換スペースにはカーテンとスツールを設け、授乳に配慮。八王子の名産である絹織物を使用、優しく繊細なインテリアに。

 



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